エムエス製作所が手がける、革新的な試打システム「MS-LINK」はご存知でしょうか。ブランドを問わず、互換性をもたらすことができる革新的な試打システムとして、大きな話題となりました。今回は、【MS-LINKがもたらすメリット】とその開発に携わる【現代の名工】についてご紹介します。▶︎MS-LINK(エムエスリンク)とは?スリーブ付き試打クラブは、ブランド毎に仕様が異なります。そのため、店舗側では複数の種類を用意する必要があり、コストや手間がかかってしまいます...。MS-LINKはヘッドに加工を施すだけで、あらゆるブランドのヘッドへの装着を可能にします。一つのスリーブに互換性をもたらすことができる「革新的な試打システム」です。<導入メリット>互換性をもたらすことができるオペレーションが楽クロージングしやすい▶︎メーカー・ブランドを問わず、互換性をもたらすことが可能アイアンの試打クラブは一つのヘッドに1種類のシャフトが当たり前とされてきましたが、専用スリーブとヘッド加工を施せば、メーカー問わず何種類ものシャフトが簡単に交換可能に。試打クラブへの「投資コスト」や「管理の手間」などを抑えることができます。<実際にどれくらいコストダウンになる?>(例)試打クラブを3種のヘッドでそれぞれにシャフトを3種つける場合、同じ本数の試打クラブを準備した際の費用が、31,200円抑えることができます。▶︎たくさんのヘッド+シャフトとの組み合わせが可能MS-LINK加工をしたヘッドと専用ソケットさえあれば、たくさんの試打クラブを用意しなくても、いろんなシャフトと組み合わせることが可能です。「お客様が多種類のシャフトを試打できるので、クロージングがしやすくなる(=売上に繋がる)」「シャフトを使いまわせるため、利益率が上がる」などのメリットを享受することができます。▶︎スリーブシャフトの交換は手で回すだけ!スリーブシャフトの交換に「工具」や「技術」は必要ありません。手でクルクルと回すだけで簡単に装着できます。見た目も接着式のアイアンにしか見えないほどに違和感がありません。着脱が簡単過ぎると心配なうち心地ですが、しっかりとスリーブが閉まるので、外れそうになったり、違和感を覚えたりすることなくショットを打つことができます。▶︎MS-LINKを手がける【現代の名工】の技術力MS-LINKを手がけるのは、愛知県清須市のエムエス製作所。自動車のドアや窓の縁に付けて雨風の侵入を防ぐウェザーストリップ向けゴム金型の製作が主力の同社で、新規事業として展開されたのが、この試打システム「MS-LINK」です。卓越した技術が必要となるため、MS-LINKのネジ締結具の加工ができるのは、同社の中でもたった一人だけ。現代の名工が手がける至極の一品です。エムエス製作所(愛知県清須市)開発技術支援部技術長の深見克彦さんは「金型作製」「機械加工」の職種で特級の資格を持つ。「機械加工」「仕上げ」「金型作製」の3種目のうち形六つの作業の一級技能士でもある。(中略)また、新規事業で手がける試打用ゴルフクラブのヘッド部交換用ネジ締結具の加工は、できるのが深見さんだけ。肉厚が薄く、つかみ過ぎると変形するなど繊細な作業が必須だが、汎用フライス盤を巧みに操り、穴開けとねじ切り加工を施す。今回は、革新的な試打システム「MS-LINK(エムエスリンク)」を紹介しました。「商品に関するお問い合わせ」や「お見積り依頼」は下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。